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夏休みを前に、2年生が機内サービスの実習をしました。
 
 国際線エコノミークラスのMAEL SERVICE
 ほとんどのFULL SERVICE CARRER* (まめ知識参照)の国際線には3つのクラスが設けられています。
 ◆ First Class
 ◆ Business Class
 ◆ Economy Class 
 料金や座席の大きさが違うだけでなく、サービス内容も各々クラスに応じて異なります。
 最近は、長距離路線のEconomy Classをさらに2つに分けて、Business Classとの間に
 ◆ Premium Economy Classを設け、4つのクラスでサービスを提供しているところも増えてきました。
 国際線に搭乗したお客様が楽しみにされているお食事のサービスを学びました。
 お食事のサービスを ❝Meal Service❞ といいます。
 First ClassやBisiness Classは、レストランのコース料理をいただくように
 一皿ずつサービスしますが、Economy Classはトレーの上に
  ・前菜(2種)
  ・メインディッシュ
  ・デザート
  ・パン        
 がセットされた状態でお客様にお持ちします。
 サービスカートに2名のCAがつき、お食事をサービスするCA、
 お食事と一緒にお召し上がりいただく飲み物をサービスするCAに役割分担し、
 お客様をお待たせしないようにサービスします。
 
 笑顔だけでなく、所作を美しくサービスすることもプロの接遇者として求められています。
 お客様にお食事を楽しんでいただき、空の旅の想い出を創っていただくために、
 サービス中やお食事をお下げする際にも、お客様との会話を心がけるように勉強しています。
 サービス実習の授業は、「マナー授業」で学んだ敬語や正しい言葉遣いを実践する場です。
 先生から言い直しをされる場面もありますが、楽しく実践しながら身につけていきます。
 
 
まめ知識
 FULL SERVICE CARRER* フルサービスキャリア
 Legacy Carrier レガシーキャリアとも呼ばれているが、JALやANAのように従来からある航空会社のこと。
 先に述べたように、クラス別に予約から目的地に到着するまで、様々な場面でサービスを充実させているため、
 LCC(Low Cost Carrer ローコストキャリア)に対して使われるようになった。
 LCCは、安全にかかわらないサービスを排除したり、ご希望のお客様に別料金を支払っていただくこと
 により低運賃を実現させている。
 これに対して、マイレージサービスや空港専用ラウンジ、欠航・遅れがあった場合の対応など
 従来型のサービスを提供している航空会社のことを「Full Service Carrer(FSC)」という。