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- 今年の十五夜は
9月になりましたが、暑い日がまだまだ続いています。
さて、そろそろ十五夜ですね。今年は、明日の9月15日です。
でも、十五夜は聞いた事があるけど、いったい何なのかな?と思っている方がいらっしゃると思います。
では仲秋の名月、十五夜っていったい何の日なのでしょう?
この日はお月見、お団子、すすきを供えて、おいしく団子を食べる日です。
なぜそんなことをするようになったのか?そこで十五夜について説明しましょう。
まず十五夜の日は、昔の暦である旧暦8月15日から16日の夜(八月十五夜)です。
そのため、お月見に関する話題で単に 「十五夜(じゅうごや)」 といいます。
ちなみに旧暦9月13日から14日の夜(九月十三夜)にお供え物をする風習もあります。
この日は「十三夜(じゅうさんや)」といいます。
まず、日本には昔から色々なものに神様が宿っていると考えられ、
山、海、岩などなどその地域によって神様が宿っていると考えてきました。
そのひとつが 『月』 です。
月を神様として信仰の対象としていたためで、作物の収穫に感謝するために、収穫物をお月様にお供えするようになりました。
美味しいお米がたくさんできました!と感謝して、月のように丸い団子を作ってお供えしたのが月見団子でした。
また、供える数は十五夜にちなんで15個だそうです。
一人でお月見したら、15個のお団子で一人で食べるので、そうとうお腹いっぱいになりますね。
地域によってはお団子ではなく、野菜(里芋などの芋類)などをお供えするところもあります。
ちなみに大阪ではこのようなお団子を食べます
また、ススキを飾るのはただ稲穂(お米)に似ているからで、本物の稲穂を供えることもあるようです。
日本人はお米を主食としますので、ススキをお供えするのもお米の収穫を感謝するために供えたんですね。
つまりはお月見をするようになったのは月を信仰する考えがあることで、月に収穫を感謝することが由来になっています。
ただ十五夜といっても色々な事柄があったんですね。
実は十五夜は満月ではないことが多かったりします。
ちなみに十五夜と満月が重なるのは東京オリンピックの翌年、2021年です。
毎年十五夜は天気悪い日が多いので、今年は晴れた十五夜を迎えたいですね。