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☆飛行機知識☆

みなさんは揚力(ようりょく)という言葉をご存じですか

 

飛行機は揚力という力で地上から離れ、空を飛んでいます。逆に重力(じゅうりょく)という力はみなさんもご存じのように、地面に押し付けられる力です。

 

その揚力を作りだすのは飛行機のなのです鳥で例えると、羽のような物が飛行機には必ず付いていますよね

 

ではこの翼が、どの様にして揚力を発生するかですが、揚力という力は飛行機の速度の2乗に比例します

すなわち、飛行機の速度が速くなる程、揚力も大きくなるという事です。

 

空港などに行かれた際、飛行機が離陸する時は必ず滑走路を飛行機が滑走していますよねあれは翼により大きな揚力を発生させる為に飛行機は一生懸命、地上滑走しているのです。

 

何か不思議ですよねしかし、揚力は速度の2乗に比例するんだ!と知っていれば、あんなに重い機体が浮くという事に対しては納得いきますよね。

 

飛行機には、お客様・荷物・貨物・燃料、以外にも飛行機自体の重量があり、ボーイング747(通称:ジャンボ機)などは、総重量が約272㌧もあります。その飛行機が浮くという事は揚力の力でいかに大きいかが分かりますよね

 

勿論、揚力を生み出す為には他にも様々な工夫がされています。このような空力的な話は学校では1年生の前期に航空力学という授業があり、そのカリキュラムの中で教官が分かりやすく、親身になって授業が進められていきます。

 

 

 

航空力学を教えてくれる、鐘ヶ江先生

 

 

みなさんも空港に行かれた際は、今日の話を思い出しながら飛行機を見てみると、面白いですよ

 

又、飛行機に乗る機会があれば離陸時、翼の付近をよく見ておいて下さい。先程、様々な工夫がされているとお伝えしましたが、そのヒントが見えるかもしれませんよ

 

答えが分かった人は、体験入学に参加された際などに航空整備士学科の先生に確認してみて下さいね