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- ◇◆ 企業実習授業10・27~10・30(後編) ◆◇
前回の続きで更新します^^
前回までは..学生の皆さんけがき作業で苦闘していました → →
集中力がかなり身に付いたようです
次の作業は・・・
エアボールといわれる空気圧を利用してのドリル孔あけ作業です
ケガキ線が重なっている部分にドリルをおき、孔あけを行う作業です。
クロスポイントと言いますが、この中心に孔をあけなければなりません
ので全神経を使い、集中力が無ければど真ん中に孔を空けることが
出来ません。
孔空け後、孔のまわりにバリというものが発生しているので、バリ取り作業を行います。
バリとは、お菓子の袋のようなギザギザが金属の切断後や孔空け後に
発生し、それを残したままだとそのギザギザからヒビが入り、
損傷や破壊につながってしまうので、丁寧にひとつずつバリ取りを
行い、事前に不具合を解消しておくのですa
それだけ航空機は繊細な乗り物なのです
バリ取りもチェックが入るのでものすごく真剣・・・・!
それだけ重要な作業なんですね
チェック後はリベッティング作業です。
リベットという部品を、エアーガンと当て板を右の写真の
ようにあて、空気圧を利用し共進させリベットをかしめる
作業です。
今回は1枚板ですが、本来は2枚の板をくっつけるために
この作業を行うのです。
左の写真を見たら、学生が耳栓をしていますよね、
音がかなりうるさく、近くにいても声が聞こえないぐらい
なんです!
1週間という短い間でしたが、たくさんのことを教えていただきました。
本当にありがとうございました
こういった航空機製造企業の方の授業というのは本当にためになります。
現場でのお話や危険事項など・・・
中々学生のときに出来る体験ではありませんので、是非、入学して一緒に授業を受けませんか
お待ちしております
以上、整備士学科企業体験授業でした