パイロット学科の授業
事業用免許を取得するために!神戸空港内の神戸エアセンターが飛行訓練の舞台。事業用操縦士免許の取得に向けて長時間のフライト訓練を行います。少人数制で、プロの教官が密着指導するために安心です。
飛行前点検
機体の隅々まで異常がないかチェック。飛行前にはパイロット自身が機体を点検することが法律で義務付けられています。これは訓練においても例外ではありません。
ブリーフィングは飛行の前には訓練空域の気象状況などを事前に調べ、教官や同級生に説明します。
いよいよ訓練飛行の開始。エンジンを始動しタキシング(地上滑走)をしながら空港管制に連絡し、離陸許可を得ます。こうした管制とのやりとりは、上空での飛行空域への進入や着陸の許可を得るときにも必要です。
燃料やエンジンオイルの状態など、チェック項目は多岐にわたります。エンジンをかける前に、一つひとつ丁寧に点検をしていくことが 安全な飛行へとつながります。
エンジンをかける前に入念なチェックが必要。計器の状態をチェックリストに基づいて確認していきます。
パイロット学科での
カリキュラム
パイロット学科での2年間
卒業までの資格取得・就職活動のスケジュール
1年次
4月 | 入学式 |
7月 | 自家用操縦士学科試験 航空特殊無線技士講習会 |
9月 -1月 |
海外航空留学 アメリカ:カリフォルニア州 |
12月 | 自家用操縦士免許実地試験 |
2年次
5月 | 事業用操縦士学科試験 |
2月 | 事業用操縦士免許取得(予定) 卒業式 |
卒業後専攻コースにて約5ヶ月間の「計器飛行証明」用訓練を開始
※ 希望者のみ
※ 訓練の進度などにより、夏休みなどの長期休暇期間は変動します。
タイムテーブル
※タイムテーブルは一例です。
フライトシュミレーターを導入
本校では国土交通省から認定を受けた信頼性の高いフライトシュミレーターを導入しています。訓練機同様のコクピットであらゆる状況の訓練を行うとこができ、計器飛行訓練も可能です。またシュミレーターでの訓練は実機での飛行訓練と同様に正式な訓練として認められます。
航空会社を招いて企業説明会を実施
パイロットをめざす学生のために航空会社や官公庁の担当者を招き、企業説明会を開催しています。航空業界の現状や求める人物像、入社後のスケジュールなどの説明、質疑応答、卒業生との談話会など、業界について生の声を聞くことができる貴重なチャンスです。
需要の急増が予測されるパイロット
アジア・北米・欧州で旅客需要が拡大し、今後20年で約50万人のパイロットが新たに必要となる見通しです。各航空会社ともパイロットの囲い込みや、世界規模での人材育成に取り組みはじめるなど、パイロットをめざす若者にとって望ましい環境が整いつつあります。